ワグラム戦役熱が高じて‥。
シリーズ第1作です。
ウォーゲーマー49号。
50号の「ナイツ・オブ・ジャスティス」は、TACTICS誌のカラーページでも紹介されて記憶に残っています。ですから、この号もリアルタイムで目に触れていておかしくないのですが、何の記憶もありません。
さらに2つ前の「ストラグル・フォー・スターリングラード」もTACTICSで紹介されていましたし。
表紙はランヌ元帥です。
このアスペルン・エスリングでナポレオン配下の元帥として最初の戦死者となりました。ワグラム戦役では重要な役回りですからカール大公を退けて第1作の表紙になるだけのことはあります。
マップのアートワークが、やはりS&Tと比べて1ランク落ちます。と言うよりも、「S&Tの品質に目が慣れているから違和感がある」というのが適切でしょうか。グラッシーなマップが苦手なのです。
ルール本文はアーベンスバーグより少なく、8ページほどしかありません。1作品ごとにルールをリヴァイスしているようで、同一のシリーズルールで遊べるという風に言い切れない不安が。それぞれ個別に読まないといけないとすると、嬉しくない感じです。
とまれ、ナポレオンがカール大公に苦杯を嘗めた一戦ですが、意外にアスペルン・エスリングだけの会戦ゲームは見ないので(ゲーマーズのナポレオニックブリゲードにありましたか)、これはやってみたいと思います。