逃げ恥の新春スペシャルです。
ドラマ完結後も原作が続いていたので、予想されたスペシャルです。
ただ、内容を見た感想として、前半は確かに原作の新規部分をベースとしているのですが、後半はコロナ下のオリジナルスペシャルドラマと言う印象を受けました。
原作を読んでいるものとしては、「後半部分は『逃げ恥』ではないのでは」と言う違和感を禁じ得ませんでした。
朝から本編再放送（夏に放送した２回分を除く）。合間に番宣インタビューが続いて、いろいろと小出しにする手法には、少々うんざり。紅白の感想でも書きましたが、歌番組は歌番組らしく、ドラマはドラマらしく純粋に内容で勝負して欲しいと思います。
野木亜紀子が「罪の声」の後のこのタイミングしかなかったのかなという気もしますが、そうしたスタッフやキャストのスケジューリング都合でなく、「原作を表現するにはどうすべきか」の軸線で作って欲しいものだと思います。
芸能界を引退してしまった山賀琴子は、やはり登場しませんでした。それで良いと思います。
残念なのは、一番ご贔屓の高山侑子が出てこなかったことです。ちがやまでは登場したのですが、葵ちゃんは出てこず。まぁ誰もがちがやを百合ちゃんの見舞いに呼ばないのですから仕方がないですか。
スペインに住んでいるはずの真野恵理那が割としっかり登場したのは嬉しい驚きでした。久しぶりの演技ということでしたが、本格復帰して欲しいものです。
