千葉会:祖国の危機:シャンポーベル>モンミライユを対戦プレイする3

いくつか次の戦いに向けて備忘として。

ヴァシリチコフの騎兵軍団は、一部兵力をフランス軍攻勢路のセザンヌ=シャンポーベル線の東に展開してゲームを開始します。ところが、残りの部隊(補給段列)は西盤の西端から登場するのが正だということです。

必然的に盤上にいる部分は補給段列の範囲を大幅に越えた所にあり、補給切れとなります。これが結論です。

戻ります。本シリーズでは補給ルールは普通に補給源→道路→補給段列→最終補給線→各部隊と引きます。ただし、そのチェックは毎ターンは実施しません。天候判定ターンのみに実施します。しかし、補給切れになると軍団崩壊状態に陥り、次のターンには各部隊は存続チェックに失敗すると永久除去となってしまいます。かなりペナルティは痛いのです。

そうすると決してユニット数が多くない本戦場では、出来る限りユニットを助けたいと思うのが人情。

この時に自軍団以外にも1スタックに補給提供できると言うルールが登場し、連合軍はオルスフィーフの第9軍団や、今回のように運よく登場してくれればクライストの第2軍団の補給段列から騎兵軍団の孤立部隊への補給を考えることになります。

そうすると、オルスフィーフの補給段列を撃破するのは一つにそれ自体の得点になりますが、騎兵軍団の孤立部隊を殲滅する上でも重要ということになってきます。

そんなこんなで、最初にブリュッヒャーとクライストがいきなり登場することはいろいろな意味でインパクトが大きいと帰宅後にさらに思うようになりました。

今日は、この選択増援の一振りで大いに楽をさせてもらったという気がします。

デザイン側の意図がカードプレイ使用だとするなら、一度、カードプレイした時の選択増援の出てくる感じみたいなものも真面目に考えて見る必要あるのかも知れません(会場で言った通り、わたしはカードプレイにはあまり賛成ではないのですが)。