モンテクリスト伯(上)を読む

デュマです。

上中下の三分冊、岩波少年文庫版です。

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8月の千葉会で提督さんと鹿内さんが話題にしていて面白そうだったので図書館で借りてきました。

岩波文庫の7冊本もあるし、世界文学全集の三巻本もあるのですが、リーダビリティ重視で岩波少年文庫を。

岩波少年文庫を読むのは、ゲド戦記の「さいはての島へ」以来ですから10年ぶりくらいでしょうか。

読みやすい版組(思っている以上に重要!)、読みやすい抄訳文で、気持ち良く読み進みました。

いずれ光文社新訳文庫で出たら完訳で読み直そうかと鬼が笑うようなことを考えています。

モンテクリスト伯は大きく三部に分けられますが、本巻の部分は当初はなかったのだそうです。

ナポレオンとルイ18世の革命、反革命の中で密告による冤罪で土牢に送り込まれる主人公。長い長い物語はそこから始まります。