×スタートレック:シーズン1:クリンゴン帝国の侵略を見る

地底怪獣に続けて見ました。

クリンゴンスタートレックに登場した最初のエピソードだそうです。

そうか、初登場はシーズン1でも、こんなに遅かったのですね。

ただ、エピソードの作りとしては、実はクリンゴンよりオルガニアがメインゲストです。

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連邦/クリンゴン境界の要衝にあるオルガニア。クリンゴンに占領されてはならじとカークは先んじて上陸しオルガニアの長老議会議長に連邦の保護を受けるように説得します。

ところがエイルボーン議長は、「なにも心配は要らないので、ただ立ち去って欲しい」と頑迷に主張し続けます。

やがてクリンゴン占領部隊が上陸し、カークとスポックは捕虜に。二人の牢獄を開けて助けてくれたのは議長でした。クリンゴンのコール司令官は、脱獄したものを直ちに引き渡さなければ200人ずつ処刑すると宣言して第1回の処刑を実行します。

カークは議長からフェイザーを返してもらい、突入してきたクリンゴンと一触即発に。その時、突然、フェイザーが高温になって持てなくなります。同じことが、クリンゴンの武器にも、軌道上の宇宙船にも起こります。

オルガニア人は便宜上、人間の形態をとっていましたが、純然たるエネルギー生命体に進化しておりエネルギーをコントロールできるのです。その力によって紛争を強制停止させます。エイルボーンは、「やがて君たちは理解しあって平和を結ぶことになるだろう」と予言します。

タロスの幻怪人や、怪獣ゴーンとの対決でもそうですが、高度に進化した生命体に教育的指導を与えられるエピソードです。

そして宿敵クリンゴンとの相互理解は、ずっと後のシリーズで本当に実現します。