〇碁界黄金の十九世紀を読む

こちらです。

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もともとは大仙知の碁を並べたいという理由で買ったものです。この時です。

本書の冒頭に大仙知は登場し、5局が収められています。元丈、知得の直前の時代の人です。本人は名人御所に届きませんでしたが、二人の大才の成長を見ることができて(秀和と同じく)幸せな囲碁人生だったのかなと思います。

「位が高くて戦闘的」と言う世評を良く聞いていたのですが、二人の大才の若手時代相手には落ち着いた当時の本流の碁も打っていて、どう打っても強かった人の一人なのかなと思いました。その点でも秀和に通じる印象です。