NHK杯囲碁トーナメントの話しです。
単身赴任しているので、娘にチャンネル権を奪われることなく落ち着いて見られます(笑)。
先日、王立誠九段が淡路九段に勝つのを見て、おやと思いました。今年は、山城先生、覚九段に続いての昭和四天王の勝利です。残念ながら出場していない片岡先生を除く3人が揃って勝ちました。平成四天王の時代を越えて井山時代が来ましたが、まだ昭和の先生方が健在で嬉しいです。
解説していた小松九段が、「NHK杯に呼ばれるのが一流棋士ですから、淡路先生は凄いですね」と言っていました。調べてみたら小松九段は2013年を最後に呼ばれていません。栄枯盛衰は世の常とは言え、厳しいですね。
2013年に本田邦久先生が1回戦を勝った時に、もしや本田先生の勝ち碁のオンエアは最後になるかもと思ってダビングして置いたのですが、案の定、翌年からは呼ばれなくなっています。既に70才になられましたから、もう一度、勝ち碁をNHKで拝見するのは難しいでしょうか。
調べてみると、昭和四天王の中で近年一番安定しているのは山城先生なのですね。過去5年で、3回戦3回、2回戦2回です。その前には呼ばれないこともあったので、復活した印象です。
片岡先生は開幕戦の解説者として登場され、解説者としては安定した実力です。が、最近は対局で登場していなくて寂しいです。非公式のレーティング表の推移を見ると、止むを得ないかなと思いますが、奮起を期待しています。