古典詰碁の難易度の話し

bqsfgame2017-09-09

囲碁の世界には古典と呼ばれる棋書があって、主として詰碁のトレーニングで議論される。プロになるなら必須と言われるが、アマには無用なほど難しいものもあるとも。
こちらに目安が書いてあって興味深かったので要約しておきます。
http://kazutan0813.hatenablog.com/entry/2016/12/24/193013
アマ3、4段:碁経衆妙、玄々碁経
アマ5、6段:官子譜、寿石不老
県代表クラス:死活妙機
アマトップクラス:発陽論
死活妙機は、秀哉名人の作ですので、古典と言う程ではないかも。寿石不老は、呉清源の作ですので、こちらも同様です。ただ、いずれも入手難の棋書で、かなり勉強熱心な人向けという点では古典に準じるので一緒にしました。
こうして見ると、筆者のレベルでは碁経衆妙しか読みかけていないと言うのは、存外、妥当な線なのですね。
リンク先に発陽論の書評リンクがあって、見ると例題が引用されているのですが、こりゃ難しい。これが書中ではやさしい部類とか言われると、どうもなりません。ただ、コレクションとしては持っていても良いのかも知れませんね。ASLのルールブックと一緒に並べて置いて、ウォーゲームと囲碁でもっとも難しい本ですと、人に見せるためだけですが(苦笑)。いや、ASLは実際にプレイして時々参照しますから、発陽論はそれより凄いですね。橋本先生の版が手に入る内に手に入れておくのでしょうか。