ハケンアニメを見る

映画館へ行きました。
公開2週目に入ったばかりというのに一日一回上映になっていて朝一しかなく、あたふたとスクリーンへ。
東宝の上映前情報のアテンダントが山崎紘奈から福本莉子になっていて驚きました。そう言えば前回からそうだったかも。
見た感想としては、客の入りが悪いのが信じられないくらい「良かった」です。
原作と少し路線の違う纏め方をしています。

リデルライトとサバクの覇権を争う一騎打ちを軸としています。原作も、そう見せかけて始まるので、その路線を通したらどうなるかという姿をしています。結果として、第三部の和奈と宗森君のエピソードはほとんど使われません。「船を流すクライマックス」もありません。王子監督の親御さんたちも登場しません。
代わりに、偶然ボクササイズで斎藤と有科が出会って一緒に入浴するシーンがあります。吉岡の入浴シーンは「静ちゃんとパパ」でも見たのですが、尾野真千子の入浴シーンは驚きました。で、有科が先に出ていくのですが、ファインガーデンまで行って監督の修正をなんとか対応して欲しいと頭を下げます。斎藤の方は、王子に「心を開かないとエヴァは動かないよ」と言われて葵のツイッターを確認し、彼女がロケ地巡りをしてキャラ設定を自分で悩んでいたことを知り、彼女に謝りに行きます。この部分が原作にはないエピソードなのですが良く出来ていると思いました。

また、ハワイに行っていたという王子監督を右ストレート一発で有科が吹き飛ばすシーンとも繋がっていて、そういう伏線かと納得しました。
結局、視聴率ではリデルライトがサバクの猛追を交わして逃げ切りましたが、DVD予約数ではサバクが勝利し、それを見た行城が柄にもなくステップを踏んで見せて驚かせてくれます。
斎藤監督の円満退社のエピソードはありますが、最後の居酒屋での送別会がなかったのは大いに残念でした。
冒頭はアニメゾンの表紙問題から始まって斎藤監督、行城、和奈の順に登場します。それから行方不明の王子監督、有科と主要人物が揃っていきます。
ファインガーデンは新潟ではなく秩父になっていて、割と気軽に行けるようになっています。それでも、有科が訪ねてきた時に、社長が「対応できません」と言うのに和奈が手を上げて「わたし、やります」と言い出し、社長に理由を聞かれたら「ここまで来て頭を下げた人いましたか?」と尋ねるのがちょっと。その後に伝説の進行、有科のおにぎり炊き出しが登場します。
斎藤監督の吉岡は、初回放送の時には一番後ろから着いて行ったのに最終回ラッシュでは眼差しを決してセンターを先頭を切って歩いてくるのが印象的でした。でも、この結束度で斎藤が無断で退社を進めていることについては、ちょっと説得力不足かなとも思いました。

あと最後の最後でタクシーで移動中の王子監督が有科に「彼氏いるの?」と聞いて始まる一連の会話は、ちょっとどうかなと思いました。王子監督にそんなこと言って欲しくないし、有科が受けるなんで天地がひっくり返っても在り得ないので。