笑わない数学 四色問題を見る

第3回は四色問題です。

どんなエリア式地図でも隣接する地域を違う色で塗り分けるには4色あれば十分であるという直感的には正しそうな事実を数学的に厳密に証明するという問題です。

で、この証明は代数的に解けないので実は意外なほどに難しく、証明界のイノベーションである帰納法の発明を必要としました。なので、四色問題の回ではあるのですが、帰納法を中心に番組は進んでいきます。

しかも驚いたことに、帰納法を発明したのは数学者ではなく弁護士だったという。

うーむ、異業種の発想が必要だったのですね。

また、これを番組中ではオッケー・リレー作戦と呼ぶのですが、このネーミングは雰囲気が出ていて非常に良いと思いました。

次回はポアンカレ予想だそうです。