羽根先生のシリーズ本です。これに続いて2冊目です。
今回のテーマは攻めです。
一に封鎖する。
二に分断する。
取らなくても良いと心得る。
厚みは囲わず攻めに使う。
相手の弱い石を厚みに押し付ける。
の5点くらいを丁寧に解説しています。
非常に判りやすく、実践的な本と思いました。「厚みは囲わない」は、よく言われることですが、では具体的にどうやって攻めに使うのかをピンと来るように解説している本は意外に少ないと思います。本書はその意味で非常に良書だと思います。
このシリーズは全部で7冊あるのですが、アタリが続いたのでもう一冊読んでみようかと思い始めました。次に読むとしたら「手筋と攻め合い」でしょうか。「守りの基本」でもいいかも知れません。