ディーパンの戦いを見る

 WOWOWです。

 オーディアール監督特集から2つ目の視聴になります。カンヌでパルムドールを受賞した同監督の代表作だそうです。

 こちらの粗筋が詳しくまとまっています。

映画『ディーパンの闘い』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ (mihocinema.com)

 スリランカ内戦で妻と娘を失った男が、他人である女二人を妻と娘と偽ってフランスへ難民として入国します。

 入国直前にイミグレーションで何と答えるのが良いかのレクチャーを受けたりして、偽装難民入国の手順にリアリティありすぎです。

 で、団地の住み込み管理人として雇われ生活を組み立て、娘(本当は他人)を学校にも通わせるように。

 やがて、妻(本当は他人)も老人の世話を見る仕事を始めます。ところが、その部屋に足に鎖でGPCを固定された若い男がいて、危険な気配を感じた妻は仕事をボイコットします。彼に話しを聞くと、単なる麻薬の末端売人で銃撃戦をしたりするようなことはないと言うので仕事を再開しますが、残念ながら彼は麻薬トラブルに巻き込まれて射殺されてしまいます。

 妻は仕方なく主人公に電話して居場所を知らせて助けを求めます。

 ここからの最後の10分強、内戦で戦ったこともあるディーパンは薬中の若者たちを相手に一戦交えます。そうか、だから「ディーパンの戦い」なのですね。