(承前)
意外にも指揮値の低いベルトランが先に仕掛けてきました。
プロシア第Ⅳ軍団の戦線に楔を打ち込みます。
白地に青と緑は、ヘッセン人です。うーむ、ドイツ人なのにフランス軍で戦うとは許せません。まぁ、この時代のフランス軍にはいろんな国の人間が動員されているのですが。
しかし、タウエンツィエンも応戦して直ちに叩き出しました。
一旦、Drとなり押しだされてしまいます。
しかし、こちらでもビューローが敢闘して直ちに叩き返します。
グロスベーレンの争奪戦は熾烈を極め、一進一退が続きます。
最後は戦闘比が立たなくなり、スタック制限を拡張するために指揮官であるビューローを前線投入します。指揮官がいると通常2ユニットのスタッキング制限が5ユニットに拡張されるのです。
これがゲーム内時間の夕方5時の話しです。ここまででプロイセン軍は12VPを稼ぎ出し、両方の街を日暮れまでに奪取されて終了時の5VP×2を取られても負けなくなりましたので、フランス軍が投了して終了となりました。
フランス軍側の反省としては、グロスベーレンで押し合いになってしまうと、連合軍が後手なのでVPは常にプロイセン軍に持って行かれてしまうので良くなかったとのこと。ビューローの増援に街に入られるとこうなってしまうので、後から考えれば左へ回り込んでビューロー本隊のグロスベーレン進入を阻止してグロスベーレンに最初から居る部隊を孤立させて叩くべきだったとのこと。
まぁ、でもそれがデザイナーの仕組んだ罠なのかなと思ったりもします。
この戦訓を踏まえて再戦すると、また違った展開が見られそうです。
ところで、本ゲームの可変増援には同盟軍側はロシア第XIV軍団があるので、これが出てくると、ビューローが叩かれても今一度反撃できるのかなとも思います。
可変増援が(限定的とは言え)マネージメントできるカードルールを入れて是非とも再戦してみたいものだと思います。