「4つの敗戦」からです。最初のグロスベーレン。
史実では8月23日でしたから、大体、ヒストリカルな季節の対戦となりました。当時のドイツは、こんなに暑くなかったと思いますが。
筆者が希望してプロイセン軍(ビューロー)をプレイしました。
シナリオの勝利得点の多くは街の支配によって得られます。
グロスベーレンの街と、ブランケンフェルデの街は、ターン終了時に支配している側がそれぞれ1VPを得られます。ゲーム終了時に確保していれば、さらに5VPも得られます。なので、これが最大の争点。
これで得られる点を敵部隊の撃破で賄おうというのは両軍の規模が同等程度なので非常に困難です。
で、この街が以前に掲載したセットアップ図のどこにあるかと言えば、
グロスベーレンにはプロシア第Ⅲ軍団が、ブランケンフェルデにはプロシア第Ⅳ軍団が既にいます。
ですのでプロシア軍とすれば、これをシナリオ中盤過ぎまで守り通せば、容易には敗けません。これが基本指針です。
フランス軍としては、両方とも占領された状態で1ターンが終わるごとに2VPずつ離されていくので、一刻も早く最低でも一つを奪取したい処です。これがフランスの基本指針。
本戦闘では両軍の総司令官は盤上におらず、各軍団長は自分のイニシアチヴを振って行軍指揮をします。ほぼ指揮値4なのですが、ベルトランだけ3で劣ります。
同盟軍は最初にタイエルツィーエンが稼働した所で、ブランケンフェルデ前面に戦線を押しだして後退スペースを確保します。
ビューローの第Ⅲ軍団は、グロスベーレンに入り切っていないのでまずそこを目指します。
やってきました。ベルトランの第Ⅳ軍団。
こちらも来ましたレニエールの第Ⅶ軍団。ビューローの主力は、イニシアチヴに失敗して、まだグロスベーレンに入っていません。ちょっとピンチ。
明日に続く。