ゲームマーケットで入手したチップチップフーラをソロプレイしてみた。
ロボットというギミック、ダイスを転がしていくというシステムからすると、すごくデジタリックに感じる。ところが、実際にやってみると、すごくアナロギックなデクステリティゲームだったりする。
この意外性がポイントの子供向けゲームという気がして、実際に子供と遊んで見ないと本当に受けるかどうかわからないが、個人的には買って良かったと思っている。
ロボットの下に入れたダイスを転がすのだが、キッチリマスごとに一面ずつ思った方向に転がるわけではなく、開けて見ると意外な目に化けていることも多い。となると、良い目の一回出てしまったロボットは、なるべくならその位置のままで勝負に参加させたい。そのためには、自分の手番にはチップをそのロボットの隣へ放り込もうとするし、相手は逆にそこには絶対放り込まないようにする。かくて、一見デジタル風のこのゲームは、すっかりアナログデクステリティゲームになってしまう‥というのがソロプレイの感想。
実際に対戦すると自分の二体のロボットの状態だけに専念できるので、ロボットのムーブの時も集中して狙った目を移動で出すようなスキルも磨かれるのかも知れない。とは言え、これまたさらにデクステリティ色を強めるわけで、ことほど左様にルールを読んだだけと、実際にプレイしてから印象が逆転するゲームも珍しい。
早くやってみたいものだ。
