アメリカンメガファウナを対戦プレイ

bqsfgame2006-07-29

渋谷にて有志4名で先週のSGC例会で練習した「アメリカンメガファウナ」の本番を実施。
ルール試案の最終形として、外来種温室効果ガス以外のルールはほぼ網羅し、進化を加速する形で中生代のみをプレイし、各紀ごとに集計する形とした。三畳紀4エポック、ジュラ紀6エポック、白亜紀7エポックの全17エポック。プレイ時間は結局6時間で完全決着した。
今回は雑食のドッグフェイスをプレイしたのだが、三畳紀紙一重のところで上手く裁いてトップで越えたが、一時は他の生物の進化で草食のポジションをほとんど失いかけ、それに支えられる肉食動物ともども完全根絶の危機を迎えた。ジュラ紀の決算では三位に沈んでしまった。
最後の白亜紀に入ったところで海に戻ってポジションを獲得、陸の一角に位置を占める種と相互に雑食で支えあう姿で一時は盛り返した。しかし、海にもっと泳ぎの得意な完全水棲の生物が進入してきて再びポジションを失い、相互依存で支えるモデルが崩壊、最後は海から陸に上がってスピードを獲得して草食動物最優勢のネズミを捕食する肉食動物として生き残った。
結局、
    :累計/三畳/ジュラ/白亜
カバ一族:52/ 10/14/28
ワニ一族:33/  2/10/21
イヌ一族:32/ 12/ 7/13
トリ一族:23/  8/13/ 2

となった。白亜紀の終了時点では20点以上の得点が2プレイヤーに入り、動物の種類も多くなる最後が得点が大きく、終盤が勝負どころであることが見えた。
今回はカタストロフィーが結局は起こらなかった。また動物種としては全12種が登場、2種が絶滅。結果として10種が終了時点で生き残っていた。
それにしても進化のドラマを再現したゲームとしては、圧倒的な存在だと思う。次点に位置するのは「ウルズッペ」だと思うが、かなりシミュレーションとしての深さの違いがある。孤高の傑作進化ゲームと言って良いと思う。
一応、プレイ時間6時間なので、午後1時に始めて午後7時には終わるようになった。ゲームサークルの例会でもプレイできると思う。また機会を見つけてやりたいものだ。