コマンドがまだまともだった頃のイロモノビッグゲーム「メイソンディクソン」‥(^_^;
南北戦争のクライマックスの1863年にヴィックスバーグとゲティスバーグで南軍に有利な偶然が起こっていたら‥という仮想史から分岐したオルタネートワールドでの仮想戦。
アメリカは南北に分かれており、その結果としてディックの「高い城の男」のような有様になっている。このくらいB級SFとして徹底してくれていると、ヒストリカルがどうとかシミュレーションがどうとかいう問題から離れてしまうので、イロモノとしての正当な評価(?)ができてくる‥(^_^;
デザイナーはクリス・ペレロ。ゲティスバーグ:リーの最大のギャンブルのデザイナーズノートなどを読んでも、ペレロはボンバと違って非常に洞察に富んだゲームデザインができる人だと言う気がする。ただし、実際にゲームをプレイしていないので、そこは話半分。一度やってみなくては本当のところは評価できないだろう。
シナリオは3つ、1917年、1940年、そして1995年となっている。WW1、WW2、WW3に相当する年代を選んでいるが、なにせアメリカが二つある世界の話しなので、そこはもうおかしな世界になっている。フルマップ1枚だがカウンターシートは2枚。ちょっとしたビッグゲームである。一度はやってみたい気がする。