ルーンバウンド拡張キットのBGGプレイ回数データを読み解く

play title
177 island of dread
155 artifact and allies
144 sands of al-kalim
124 relics of legend
100 dark forest
93 terrors of tomb
81 midnight
72 sceptor of kyros
54 champions of Kellos
48 walkers of wild
42 clown of the elder king
36 drakes and dragonspawn
32 cult of the rune
32 shadow of margath
27 avatar of kelnov
さて、某所で薦められているBGGのプレイ回数データ分析をルーンバウンド拡張キット群でやってみた。
これを見ると、おお圧倒的ではないか恐怖の島は‥ということになって、迷わず買うべしということになる‥(^_^;
しかし、事情はそう簡単ではない。
ルーンバウンドの拡張キットを考える時には3つの要素を考える必要がある。
1番目はもちろんボックスタイプの大型拡張と、デック型拡張は一緒の土俵では議論しがたい。大型拡張の方がプレイ回数が出ているようで、デックで一部だけを入れ替えると言う拡張の仕方はそれほど熱い支持は受けていないようだと言うことが分かる。
2番目は発売の時期の違いで、デックタイプの拡張だけにして比較すると、2005年の第一波のものが2006年の第二波のものに対して総じて優位にある。ルーンバウンド本体がホットゲームな内に出た第一波が有利な訳だ。だからと言って第二波のものが水準が低いと言うことにならないので、この点は加味してみる必要がある。
3番目はデックタイプの拡張と言っても、買物のバリエーションを増やすタイプのデックと、サイドストーリーを追加するデックと、メインストーリーを書き換えてしまうデックとでは性質が違うのでプレイに使われる頻度が違うということがある。一番使われやすいのは買物デックで、これはどんなプレイの時でも使える。逆に使いにくいのはメインストーリーを書き換えるデックで、これは全員がオリジナルストーリー経験者の時とかでないと出番がなく、しかもリプレイアビリティに難点がありそうだ。また、買物デックなら一度に二つ以上いれてもプレイできそうだが、メインストーリーデックは多くて1つ、オリジナルストーリーを使うときにはゼロなのだから、プレイ回数で比較して不利なのは当然と言える。
そんなことまで考えながら見ると、個人的な分析としては、
ボックスタイプの拡張セットは、恐怖の島と、アルカリムの砂塵の二つを買えば良さそう。
買物系のデックはどれもポピュラーだが、アーティファクト&アライが一番人気なのでこれから試すのが良さそう。
サイドストーリー系のデックは人気に大きな差がなく、毎回どれか一つ違うのを入れるため一通り持っていても良いのかも知れない。
メインストーリー系では、第一波ではキュロスの王笏、第二波ではルーンのカルトが明らかにもう一つより人気があるので、この二つがあれば良さそう。
と言ったところだろうか。
恐怖の島は対戦プレイの時に下ろしたいので、その前にソロプレイで練習しようかと思っている。その時にはキュロスの王笏のストーリーで、アーティファクト&アライとダークフォレストでも入れてやってみようかと思っている。