それでもどうしようもないとき

インストラクションには事前努力が必要、その負担はみんなで分担することが必要。これが意識されれば、わたしは一定程度のゲーム意識のメンバーが揃っているゲーム会ではインストラクションが滞ることはなくなるのではないかと思う。各自が一つでも二つでもスムーズにインストできるゲームを全員が持ち寄れば、プレイしきれないほどの「スムーズにインストされるゲーム」がゲーム会には揃うはずだと思う。
しかし、実際にゲーム会に行ってみると、ゲームを準備しインストする人は決まった特定の人になっているのが常のようだ。大体のゲーム会は、そうしたインストラクターの人数で卓数が決まり、その卓数に見合った人数が集っている。と言うことで、目くじらを立てなくてもそれなりに回っているケースがほとんどだと思うのだが、それでもインストラクターの人がそれぞれの都合で来れないことが重なると、突然、卓数に見合うだけのインストラクターがいなくなってしまうことがある。
そのときに、ゲームそのものがありさえすれば、それをやったことがある人が朧な記憶で説明したり、場合によってはルールブックを丸読みしたりしてゲームを始めようという努力がなされる。その時に初めて参加者は、ゲームを準備してインストラクトしてくれる人の有難味を実感することになるようだ‥(^_^;
あとはそうした喉もとの熱さを忘れない内に自分もインストラクトができるゲームをいくつか用意する習慣を持つか、次回以降はまたインストラクト常連が揃っていることを期待してなにもしないかというところで立場が分岐していくのだと思う。