先週に続き水曜日の会に4時少し前くらいに出没。Iさんが、丁度このゲームを広げるところだったので参加させてもらった。タナカマさんがやってきて、「巨大なパーティージョイなんですよ」と要約してくれる。
わたしはパーティージョイ世代ではなく、その前のスクールパンチ世代なのだが、なるほどコンポーネントが素晴らしくなったスクールパンチを2作品くらい連結したような感じのゲームだ。
ゲームは3ステージ。最初の2つのステージは地下への進入と地底湖での冒険を描く。基本的なシステムは、カードゲームで、冒険者カードと装備カードをプレイして前進しながら随所で化石を発掘していく。勝利得点のメインは化石カードで得られる。最後のステージはマグマの上昇に乗って火山噴火から地上へと帰還するのだが、坊主めくりのような単純なドローゲームになっている。
初めてのプレイなので指針が見えなかったが、イベントカードの中に隠れている勝利得点カードを取るには三色の冒険者カードを1枚ずつ切る必要があるというので、常に全色を持っているようにハンドマネージメントする作戦を取ってみた。結果として勝利得点イベントは全て取得して合計14点、化石カードを加えて合計25点で2位タイ。タイブレークは化石カードなので結局4人中3位という結果となった。
終わってみて感じたことは、大き目の化石で3枚揃えると12点というのがあるのだが、これが大きい。標準的な化石は2点、金塊や水晶でも3枚揃えても6点なので2点/枚、ところが3枚で12点なら4点/枚なので圧倒的に効率が高い。
取得できる化石カードの枚数はそう差が付かないので、この効率の差は大きく唯一成立させたIさんが29点で勝利した。
この作戦が効果的だとすると、3枚セットを成立させるために、多めに化石を引く作戦の方が良く、余分にドローして選んで取得できる懐中電灯ボーナスが強いような気がした。
ちょっと味付けのあるスゴロク程度のゲームで、本当に往年のスクールパンチを彷彿とさせるが、映画のタイアップ作品としては適切な難度なのかも知れない。普段はゲームをしない家庭で、クリスマスに買って皆で遊べるレベルというところだろうか。
ディープゲーマーが囲んで卓を立てるには少々役不足かもしれない。