コマンド42号を入手する

bqsfgame2009-04-03

私事ではあるが、コマンド誌に連載をいただくようになったのが43号からなので、そこから現在までの号はすべて我が家にある。
その直前の号になるのだが、実は付録ゲームの「バトルフォーチャイナ」は以前はマイクロゲームデザインから、現在はファイアリードラゴンエディションから発売になっており、しかも今年の末にはS&TからリプリントされるというDTPゲーム界では名うての傑作ゲーム。
それを知ってから探し始めたのだが既に枯渇しており、日本のオークションではかなり高騰している。FDE版は現在もオンライン販売しているのだが、アメリカとカナダにしか出荷してくれないので入手できない。S&Tが出してくれると言うなら、それを待つしかないかと観念していたところに突然中古品の出物が!
と言う訳で買ってしまった。
買って見て判ったのだが、なんとコマンド版は本体「バトルフォーチャイナ」だけでなく拡張キット「モアバトルフォーチャイナ」を完全収録したお買い得版になっていた。素晴らしい!
本体は1937年から1941年秋の太平洋戦争開戦直前までをプレイする正に日中戦争という内容。拡張キットではこれに大戦全期間を加え、その後の共産党軍と国民党軍の内戦期間までをプレイするようになっている。シナリオとして、日中戦争編、大戦編、内戦編に分かれており、全体を通してもプレイできるようになっている。
BGGで某ゲームデザイナーが本作を絶賛しているのだが、なるほど本テーマの現時点での決定版であると感じさせる仕様になっている。
ただし、エリア方式ではあるが決して軽いゲームとは思われないボリュームになっている。日中戦争の本編だけで全18ターンになる。プレイしてみたくはあるが‥。