2014年度下期のまとめ

bqsfgame2015-02-09

本年もよろしくお願いします。
と言うことで半期が締まったので、下半期を振り返ってみました。
で、ガッカリゲームからなのですが、どうも思いつきません。で、BGGのプレイ履歴を見て確認してみたのですが、なるほど下半期はコレと言ってガッカリゲームにチェックして再発を防いでおくような案件はありませんでした。こういうこともあるのですね‥(^o^)
と言うことで、早々に成果に移ります。プレイ順ですので、順位ではありません。
●アリバエスパーニャ
スペイン内戦を扱ったゲーム。元々はマイクロゲームデザインの作品でしたが、内容が評価されたのかワールドアットウォーに収録されました。
スペイン内戦は近年、続けてゲームが出ており、どれも好評ですが、そのブームのきっかけとなった作品です。少し個性が強いので敷居が高めですが、なかなか良いゲームだと思います。
●信玄上洛
戦国群雄伝シリーズ、リヴァイバル。初めてプレイしたシリーズですが、ルール分量が少なく取り組みやすい作品でした。プレイバランスについては、少し懸念がありそうですが、対戦まで行かなかったので評価不定です。
●パックスバルティカ
久しぶりに積木ゲームをプレイしました。これは面白いですね。フォッグオブウォーがなくても戦略的な意思決定の面白味だけで十分に遊ばせる内容で、ソロプレイでも楽しいと思います。ちゃんとキャンペーンを対戦していないので2015年の課題です‥(^o^)
●GJ南北戦争
同人時代の古いゲームですが、これは良く出来ています。東部戦線が膠着しやすすぎるかなと言う気がしますが、それはそれで全体のプレイバランスは取れているように感じました。もっと評価されても良いと思うので、どこかで再版してくれないものでしょうか?
西南戦争ラストサムライ
上記が良かったので、井村デザイン繋がりです。小型のカードドリブンですが、デックコンストラクション要素も含んで、長期戦略意思決定を反映した佳作だと思います。もっとタイムリーに遊んでおくべきでした。
●国内戦役:1814
これも井村デザイン。西南戦争より軽快なカードドリブンゲームです。シチュエーション的に両者に面白いゲームに仕上げるのが難しいかと思いましたが、これは成功しています。
●30年戦史
ダブルチャージの中島先生の作品。これは面白い。面白さの源泉は、いつもの太平記システムの読み合いにあるので、30年戦争ならでは‥と言う訳ではないのが少しだけ残念。とは言え、30年戦争の土地勘と、人物勘を養うには格好の作品でしょう。これも可能ならどこかで再版して欲しいですね。
●クシディット王国記
ユーロゲームに近いファンタジーボードゲーム。意外なことにフルプロット、ほぼ完全情報なのですが、それが軽快に遊べる工夫の数々は見事です。ボードゲームデザインは進化しているのだと言う手応えを感じさせる佳作。
●クルセード&レボリューション
スペイン内戦の2つ目のゲーム。本格的なカードドリブンですが、戦線が存在して、小さな攻撃を積み上げていくタイプのゲーム。小利に目を奪われて大勢に遅れる罠がある典型でもあります。