アンゴラ’87をソロプレイする

と言うことで、古い方の積読になっていたアンゴラをやってみました。
BGGで、このシリーズはミランダが作った旧SPIのモダーンバトルズシリーズへのオマージュではという話しが出ていて、なるほどと思いました。オリジナルより、かなりルールの分量が多いですがね‥(^_^;
アンゴラは、ちょっと良いビア&プレッツェルゲームと言う感じです。
なにより平地のスタッキング制限が1ユニットしかないのが軽快感をもたらしています。
シークエンスは普通の移動/戦闘であり、カードドリブンでもチットプルでもマルチインパルスでもありません。それでも強力な砲兵と空軍、空挺機動(ヘリコプター)の存在で、現代戦の雰囲気は出ています。
シチュエーション的には、先に戦場に展開するコミュニスト(MPLA)に対して、南アフリカ軍とUNITAの連合軍が攻勢を掛ける所から始まります。続いて、劣勢のMPLAに対して外国支援軍(キューバソビエト)が投入されると言うシーソーゲームになっています。攻防の流れがあるので、シチュエーション的にはなかなか面白いです。細かいルールは多いのですが、一度わかってしまえば、そんなに難しいことはありません。
もうちょっと話題になっても良いような気もしたのですが、事実、デザイナーであるテレンス・コーが詳細なレビューを書いていたりするので、それなりの反響はアメリカではあったのかも知れません。