SGC例会:ダックディーラーを対戦プレイする

bqsfgame2009-08-30

「ローズ&ボーツ」、「バス」、「インドネシア」などのスプロッターの最新作は、なんとSFゲームである。
と言うことで早々に対戦プレイする機会を得ることができて、なかなか嬉しかったりする。
ゲームのメカニズムは、いかにもスプロッターである。
最大の特徴は、完全情報&完全確率除外のメカニクスであるということ。つまり、囲碁将棋などと同じガチンコである。
もう一つの特徴は、AがBを作り、BがCを作るという階層型開発行程を持つゲームであるということだ。この路線も近年は随分といろいろなゲームで利用されるようになったので、「ローズ&ボーツ」のスプロッターならではということでもなくなってきた。
しかし、この両者を掛け合わせると、「ローズ&ボーツ」もそうだったが、大変深刻な事態が発生する。
つまり、階層型開発行程を設計して一手番ごとに進展させて行くのだが、完全情報&完全確率除外であるがために、相当に先まで読もうと思えば読めてしまう。結果として、自分のターンには無制限に読むことができるため、いくら思考時間があっても足りると言うことがなくなってしまう。
この日は先にプレイしたYさんからの忠告もあってプレイヤー数を3人に限定した。
しかし、それでもなおダウンタイムは、とても席に落ち着いて座っていられないほどに長いものとなり、合間に任天堂DSでもやるように持ってくれば良かったと思うほどだった。