CWBの大野望 と言うより単なる妄想

>この事例を見て判る通り、現場レベルの指揮官はウォーゲームのプレイヤーと異なり戦場の状況に関して
>限定された情報しか持っておらず、しかもしばしば不正確な情報を持っていたりするのであった。
>プレイヤーが全情報をタイムリーに把握し、それに基づいた的確な指令を全部隊に命令し、それが遅滞なく
>実行されるなど、実際の戦場ではまったく在り得ないということを痛感させられる展開である。

と言うようなことを考えると、もし可能なら死ぬまでに一度で良いからこんなプレイをしてみたい。
CWBシリーズのルールを用いて、各プレイヤーは現場レベルの指揮官として自分の師団だけを指揮する。
現場レベルの指揮官とは別に総司令官を一人用意し、このプレイヤーはゲームマップを広げてプレイしている部屋には立ち入らず、各現場レベル指揮官からの伝達情報だけを材料に各現場司令官への命令をCWBの要領で自然語命令で与える。
という具合である。
CWBの通常のルールでは、命令の実行段階で遅れや齟齬はあるにせよ、少なくともプレイヤーは神の視点で盤上の戦況を正確に把握することができる。ところが上述のシステムでプレイすると、その情報把握が困難になってしまうのだ。
そして、戦況を正確に報告するもの、悲観的に報告するもの、自分に都合の悪いことは報告しないものなど、様々な現場指揮官がいる中で総指揮を取ることになる。これは物凄く面白いと思うのだがいかがだろうか?