ヤコブレフ Yak−1
1941年初飛行
ポリカルポフ後継のために各設計所が競って作成した世代のモデル。胴体はクロマンシル合金だが、主翼はデルタ合板という混合構造。ソビエトは独ソ戦緒戦の敗北でウクライナの工業地帯を失ったが、本機は金属部品点数が少なかったために量産を継続できて幸いした。しかし、デルタ合板は重量が重く、後には機体運動性の面で限界を露呈することになった。
登場時点では軽量、重武装の部類であり、メッサーシュミット109Eに対しては善戦した。独ソ戦前半の主力機。しかし、改良型の109Fには叶わなかった。