ミコヤン・グレヴィッチ MiG−3

bqsfgame2010-10-18

ミコヤン・グレヴィッチ MiG−3
1940年初飛行
冷戦時代のソビエト戦闘機を代表するようになるミグの系譜の最初期の機体。
ポリカルポフ設計局で設計されたMiG−1の改良型。MiG−1が機体安定性が悪く操縦しにくかった点を改良した。ミグは冷戦世代にとってはビッグネームなのだが、WW2時代には活躍できなかった。少し後に登場したYak−1に活躍の場を譲ってしまったようである。
MiGシリーズは高高度での高速戦闘を主眼としてデザインされているが、WW2のドイツ空軍は対地支援を重視した戦術空軍であり、このような戦闘機が活躍する場面が得られなかったとの説もある。
MiGシリーズが活躍するのは、朝鮮戦争のMiG15からである。以後、ヴェトナム、中東など、冷戦時代の空戦シーンにはミグは欠くことのできない存在となる。