なつかしの昭和プロレス:NWAタッグ王座

NWAヘビー級のベルトは、世界に1本である。末期の混乱状態に陥ってからは、そうクリーンに言い切れない部分が出てくるのだが、原則としてそう言い切って良いだろう。
NWAのジュニアヘビー級のベルトは、しばらく前に書いた通り二本に分離してしまったが、まぁそれでも一定の権威を持ち続けたと思う。
ところが、タッグ王座と言うのは、実は非常に好い加減なのである。
非常に良くまとまっているのがこちらのサイト。
http://www.wrestling-titles.com/jp/nwa/j-nwa-t.html
最盛期の1950年代後半には、全米で実に12組のNWAタッグ王者が存在していたと言うのだ。
このため、NWAタッグ王座を獲得と言う経歴には、実はたいした価値がない。NWA圏で一定の人気と実力を持つタッグチームならどこかしらでベルトを締めていたことがあると言うのが実状。