繋ぎの王者:ダスティ・ローデス

bqsfgame2014-12-18

繋ぎの王者、その4。
WWFからNWAへ話しは移る。
ハーリー・レイスの長期政権から、リック・フレアーの長期政権へと移る繋ぎ役を担ったのが、フロリダの地元では圧倒的な人気を誇るローデスだった。
ローデスのNWA戴冠は二度目だったが、最初の5日天下と違い、二度目は3カ月に渡ってベルトを締めた。レイスを倒したフィニッシュは当時の全日本中継ではスープレックスと報じられたが、ローデスがスープレックスを使うとは思えないので本当は何だったのだろう?
いずれにせよフロリダのエースであり、長期巡業に出られないローデスがずっとエースではNWA興行は困ってしまうので、誰かに引き継ぐのは自明のことだった。ドリーとフレアーの先に挑戦した方にベルトは流れるだろうと最初から噂され、その通りになった。このフレアーの勝利の場面はユーチューブで検索すると出てくる。コーナートップに上ったフレアーをブレーンバスターに取ったローデス、しかし、フレアーが体重を上手く浴びせて上になりそのままフォールして勝っている。試合時間も短く、えっ、これで終り?‥と思う試合で、あまり陥落王者のローデスに敬意を払っていない王座交代劇と言う印象を受ける。