信長軍記をソロプレイする

しばらく前にいただいた回答をベースに再度ソロプレイしてみました。
http://d.hatena.ne.jp/bqsfgame/20120310
うーん、これはちょっとガッカリな感じです。
冬になると城のレベルの範囲内で帰還するか、お金を払って付け城しないと軍隊が維持できないことが明確化されました。これは当時の軍隊システムを考えれば妥当なルールだと思います。
ただ、歴史的に妥当だということと競技ゲームとしてエキサイティングだと言うことは別の話しです。
このルールだと、軍隊システムを拡大するには、それに見合った領国の拡大を先にするか、もしくは増強した年の終わりまでに獲得するようにプレイしなければなりません。
ところが、資金が限られていてアクション数が限られているので、なかなか難しい。敵性の城を包囲するには、まずそこに移動(1資金)、包囲1(1資金)して、冬になった段階でダイス判定して1/3でしか成功しません。成功率を上げるには、さらに包囲2(1資金)を実施することもできますが、それでも1/2でしか成功しません。そうしたところに資金を投入すると、冬に余剰兵力を付け城するような資金が残りません。
結果として、包囲してダイスに賭け、失敗したら領土も得られないし、折角動員した兵力も維持できずに解散となります。そうすると、動員+移動+包囲に投入した資金は全て水泡に帰することになります。
そうすると、ゲームは非常にゆっくりとしか動かなくなり、しかもその展開は包囲のダイス次第と言った感じになってしまいます。
わたしには、どうもこれが面白いゲームだとは思えないのでした。
BGGでは、わたし以外にもう一人の方しかレーティングを投稿されていませんが、その方も6点と言う評価なので、似たような感想なのかなと思っています。
函館戦争もレーストゥトーキョーも良かったので期待していたせいもあるかも知れませんが、これはちょっと残念な感じです。
多分、もうプレイすることはないかと思います。