S&Tマガジンの評価を見直す

しばらく前にコマンドのゲームの評価を見直すと発見があったので。
なにせ歴史のある雑誌ですが、改めて見ると良い作品はまとまった時期に登場していると思いました。
第1期
98号のセントラルコマンドから、108号のリメンバーメインを経て110号のヘイスティングス1066まで。間にワルシャワライジングとかも入ります。
この頃がウォーゲーム青春時代だったというノスタルジアも含めて、TSR時代は個人的には結構良かったと思っています。
第2期
135号のサイドショウから、144号のチャドを経て、145号のトラヤヌスまで。ミランダの台頭期と言い替えても良いかも知れません。もっともサイドショウはバーグだし、チャドはデービスの作品ですが。
第3期
210号のベリサリウスから、221号の7年世界戦争を経て、222号のオスマン、トルコ帝国の台頭まで。ミランダが旬に入った時期でしょうか。全部がミランダ作品です。
第4期
250号のレッドドラゴンライジングから、266号のユリアヌス、268号の獅子が船出する時まで。ごく最近ですね。コステロ、トレイン、ロメロなど新しい時代の騎手がS&Tに登場するようになり活況を呈していると思います。ミランダも依然として健在。今は良い時期なのだと思います。
逆に不調期
228号のモンスの戦いから、229号のカーン、234号の闇よ落ちるなかれを経て、245号の三国同盟戦争まで。コマンドマガジンがいかに宣伝しようとも、個人的にはロン・ベルはいかんのではないかと思います。カーンも、ミランダにしては珍しくコケたなぁと思います。ロメロは贔屓筋なのですが、三国同盟戦争はゲームとして妙味がないですね。P&Pのパラグアイの方が同じ題材なら良いかもと思ってしまうようではいかんです。