茨城会:SGBOH:カンネーを対戦プレイする

先月に続いてSGBOHです。
それも最大規模の会戦の一つであるカンネーです。
カンネーの戦いは、第二次ポエニ戦争の主要な戦いの一つです。
イタリアに侵入したハンニバルカルタゴ軍は、先月プレイしたトレビア川の戦いでローマ軍主力を破り、さらに意気上がりました。そして、古代戦の特徴ですが、勝ち組に乗ろうとする同盟者が参加して兵力を増しました。
ローマは当初はマクシムスを独裁官に任命して、優勢なカルタゴ軍との直接衝突を回避する作戦に出て、ハンニバルに決定的な勝利の機会を与えないようにしました。しかし、この負けない作戦は軍事的にはまったく正しいのですが、選挙民には不評で、結果として積極策を主張するヴァーロが執政官に当選してしまいます。
BC216年8月、ヴァーロはついにカルタゴ軍主力との決戦に挑みます。それがカンネーの戦いでした。
ローマ軍が動員した兵力は異説もありますが、実に7万に上り、古代世界でのローマの突出した軍事力を見せ付けました。
しかし、この兵力は主力である歩兵兵力で圧倒的でしたが、両翼を守る騎兵兵力でカルタゴ軍に劣りました。
実戦ではローマ軍は中央の歩兵兵力を前進させて攻勢に出ましたが、これを読んでいたカルタゴ軍は遅滞作戦で応じ、逆に両翼の騎兵で圧倒しローマ軍を包囲して壊滅させることに成功しました。