茨城会:SGBOH:トレビア川 コメンタリー

>3ターン目は通常通りにローマ軍の手番となり、ローマ軍は2列目に当るコホルトを活性化し右翼の危機に対応して増援を送り込んだ。

個人的な意見だが、ローマ軍はこの段階で史実通りに中央の歩兵で攻勢を開始するのが良かったのではないかと思う。
フォーメーション単位で活性化するタイプのゲームでは、いずれの場合にも激戦区で激しい攻防が行われる一方で、無風のエリアができてしまう。典型的なのはウェストエンドのファイアーティームだろうか。SPIの古典、バトルフォースターリングラードも、チット活性化ではないがスタック単位で移動/攻撃するので同じような傾向があり、ママエフ墓地は血みどろになるが他の戦線は比較的平穏だったりする。
SGBOHは、フォーメーション単位で活性化し、しかも同じフォーメーションを連続で活性化してよい。このため、自軍有利なエリアを立て続けに活性化して押すことができる。
これで攻撃されたときに、相手の攻撃部隊が突出して側面を晒しているので、つい同じエリアで反撃をしたくなるのだが、個人的な経験からすると余り良い作戦ではないように思う。それよりは、自分が有利な別のエリアを活性化して、そこで攻撃するのがベターなように思っている。