この人も死角に入りやすい。
筆者はジャンボ鶴田のAWA海外防衛戦の第1戦の相手をシカゴで務めたことくらいしか印象がない。しかし、マリガンとのカウボーイタッグ、ブラックジャックスは一世を風靡したし、シングルでもペドロ・モラレス時代のWWF王座に挑戦するなど活躍した。AWAでは、ダンカンとのカウボーイタッグチームで、ハイフライヤーズの直前のタッグ王座を長期保持している。日本では国際健在な頃に来日して、ストロング小林に挑戦したことがあると言うが古くて判らない。
得意技は後ろから片手でスリーパーに決めながら、もう一方の手でこめかみをグリグリするテキサスブレーンバスター。鶴田戦でも見せていたが、あれのどこが利いてるのかと思ったものだ。
レスラーとしてよりブッカーとしての評価が高いと言う点ではワンツに通じる。AWA生え抜きの外様でありながら、WWFのヴィンスの評価が高く20年以上も務めているキーパーソンである。