ネットランナー:微量痕跡

bqsfgame2014-06-17

ネットランナーの拡張第2弾、trace amount です。
第一弾の「先に潜むもの」に比べると見劣りします。と言うか、第一弾はマーケティング的にインパクトが大きいので奮発したのかも知れません。
目立つカードととしては、ジンテキ社の新IDカード「ジンテキ」(画像左)があります。ランナー側は、まずセントラルサーバーにランしないとリモートサーバーにランできないと言う制約を課すものです。コーポの序盤は、守るべき場所が多すぎるのが悩みなので、非常に良い能力だと思います。ジンテキのオリジナルのIDはあまり良くないと言う意見は以前に書きましたが、このカードの出現でジンテキ社の評価は大きく向上しました。
ランナー側では、「E3フィードバック移植」(画像右)が使い勝手が良さそう。メモリーを食わないハードウェアで、コストは3と高すぎはしない。それでいて、アイスのサブルーチンを一つ破ると、1クレジット払って同じアイスの後のサブルーチンを一つ追加で自動的に破れると言うものです。一回のランで何回も使えるようなので、かなり強力な気がします。コーポ側に「センセイ」と言う、他のアイス全てに強力なサブルーチンを付加するアイスが出てくるのですが、それに対する良い対策カードになっています。お金は食いますけど、それは止むを得ないでしょう。
タイトルの邦題は非常に難しいのですが、トレースって動詞だけじゃなくて名詞があるとは知りませんでした。名詞に取って訳すと、表題のように微量痕跡となります。鑑識の術語のようで、これがカッコイイかなと思いますが、いかが?