春ドラマまとめ

bqsfgame2014-08-08

4−6月期が終りました。
結局、最後まで見たのは、「ブラックプレジデント」と、「最後から二番目の恋2」の2つだけでした。後は再放送の「カーネーション」は引き続き絶賛視聴中です。
「ブラックプレジデント」は、面白く見られましたが、意外に視聴率が伸びなくて残念でした。主役の沢村は嵌り役だと思うのですが、堺雅人向井理のように数字を持っていないと言うことでしょうか。国仲ちゃんは、あい変わらず可愛らしいのですが、特に彼女を軸にした恋愛ストーリーが動くようなこともなく、最後まで有能で優しい秘書のままでした。意外に面白かったのは、国仲、黒木、檀蜜の3人の女子会トークは面白かったですね。まだまだ男性社会の会社を裏側から見る3人の視点が興味深かった。
あと大学生たちが意外に良かったです。最近話題の門脇麦だけでなく、高月彩良永瀬匡など、存在感も個性も良く出ていました。
あとストーリー的には、最初こそブラック会社の社長と言う設定が前面に出ていましたが、段々、学園ものに近くなってしまい、そこは社会派ドラマとしては物足りなかったかも知れません。
「続最後から二番目の恋」は、前シリーズのクオリティを維持して健闘しました。もともと予定されていた続編ではないと思うのですが、新キャラの長谷川京子柴田理恵を加えるなどして新しい局面を作って頑張りました。特に長谷川京子の新キャラは、最初は中井貴一の新たな恋の迷走相手として登場、終盤では小泉今日子と二人で飲むシーンが味がありました。また、小泉今日子中井貴一の二人の関係は、スペシャル版で進んだかに見えましたが、そんなことはなかったのようにリセットでスタート、最後にまた進展しました。坂口と佐津川のカップルが無事に結婚した回は、なかなか泣かせました。浅野和之は、芸達者な所を見せました。その浅野が執心してしまう不動産屋の店員の中西美帆は、もっと活躍するかと思ったのですが途中で消えてしまって残念でした。「八重の桜」の敏姫だったそうですが、そう言えばいたかなぁ‥くらいです。
月9最低記録で話題にした尾野真千子の「カーネーション」は面白いですね。今は折返し点で戦時中の一番辛い時期をやっています。思えば朝の連ドラで描かれる大戦中の日本って、重苦しいですね。筆者は反戦論者ですが、多分に朝の連ドラで反戦意識を啓蒙されてきたような気がします。有名な話しとしては、「おしん」が幼少時代の我慢をしている時期を放映していたころは自民党の先生方が応援団を結成していたけれども、成長して戦時中に反戦を口にするようになると潮を引くように逃げて行ったと言うのがありましたか。