カートホイール作戦:トーネイルズ作戦をソロプレイする

bqsfgame2015-04-05

ビスマルク海海戦に続いて、シナリオ2です。
このシナリオは、キャンペーンの最初の3ターンに相当します。ですので、キャンペーンの初期配置を使います。なので、手持ち部隊は両軍ともに、かなりの量があります。
勝利条件的には、特別ボーナスとしてレンドバ島、チョイセル島、ヴェララベラ島の3ヘクスの終了時の支配に各5点が付いています。必然的にこの3島の支配を争うことになります。
レンドバ、チョイセルの2島には、日本軍が守備しています。しかし、ヴェララベラ島は両軍とも保持しておらず、最初は此処が争点になります。
此処で米軍は最初の決断をしなければなりません。イニシアティブフェイズに偵察機を飛ばすのですが、二つの選択肢があります。ラバウルに飛ばせばイニシアティブ決定が10%有利になります。しかし、それでも負けることは在り得ます。その場合に、先に日本軍がヴェララベラ島上陸作戦を敢行してくる可能性があります。問題は、ヴェララベラ島は、米軍の最前線基地となったガダルカナルからの探知圏外にぎりぎりで位置していることです。ですので、日本軍が先手で上陸してくると、その上陸艦隊を探知して爆撃できないかも知れません。
ですので、来ると承知なら偵察機は最初からヴェララベラ島に置くことができます。イニシアティブは取れなくとも、それなら敵上陸艦隊を探知して爆撃できます。
と言うことで、後者を選択しました。
日本軍も悩ましい所です。探知されると判っていると爆撃される前提での出撃となります。しかし、ガダルカナル島を失った日本軍にはヴェララベラ島付近に出せる位置に戦闘機の配備がありません。第1ターンに、ニューギニアの精鋭陸軍機をニュージョージア方面に移せば、第2ターンには護衛付きで作戦を実施できます。しかし、第1ターンの間に米軍が先にオーストラリアから上陸部隊を送り込んでくることは必至です。
結局、先に上陸する利点を優先して上陸作戦を敢行しましたが、最初にドーントレスの急降下爆撃。それで輸送船団が沈み切らないと、今度はガダルカナルからA20のスキップボミングです。これに二式水戦が迎撃したので空戦が発生。日本軍の水上艦艇の対空値もそこそこはあることから、米軍爆撃機側にも損害が出ます。それでも、米軍は日本軍の二個陸軍ユニットを沈め目的を達し、レンドバ島には日本軍の補給物資のみが揚陸されました。
次は米軍の上陸と言う所までで時間切れにしてお開きにしました。
感想としては、部隊数が増えて戦闘がいろいろ発生するようになりました。しかし、作戦的には3島に焦点が絞られているので、作戦的な選択肢の広がりはありません。その意味では、キャンペーンまで行ってしまうのが正解かも知れません。セットアップ時間は同じですから‥(^_^;