ウォーゲーム日本史の実質的休刊に思う

既に1週間が経ちましたが、ウォーゲーム日本史が実質的休刊になると言う悲しいお知らせがありました。
個人的には、プレイアビリティが高い(プレイ時間が短い、ユニット数が少ない)、題材が日本史の有名ネタが多いということで、良い企画だったと思いました。実際、遊んだものの多くは、とても面白くプレイできました。
ただ、これでもウォーゲームに縁がない人には、それなりに敷居が高かったとの意見も散見されます。その意味では、プレイされる立ち位置として往年のSSシリーズに近かったのかも知れません。
つまり、ウォーゲーム休眠層のリハビリ支援に一番、役に立ち、新規層の開拓には繋がらなかったのではないかと言う不安です。
リニューアルして続けるということですが、形式が変わることで頻度が下がり、未ゲーム化の日本史ネタが発掘される機会は減りそうです。価格的にも敷居が上がるのではないかという懸念を感じ、ますますウォーゲームゲットー内部を相手にした商品マーケティングになるのではと不安を感じます。
これがウォーゲーム界の現実なのかも知れませんが、残念に思います。