茨城会:レースフォーチュニス:二戦目

と言う訳で?
初戦は枢軸軍が終始攻勢で勝利となりました。でも、これでは連合軍はどないせぇっちゅうねん‥と言うことになり再戦。陣営は同じでプレイしました。
提督さんの連合軍は、今度は序盤攻勢を自重。勝利得点的な情勢は差し置いて兵力温存です。この状態で連合軍の虎の子である砲兵部隊が3ユニット、4ユニットと増加してきてから仕事をしたら、どうなるのだろうかという仮定です。
で、結論から言えば、この作戦が連合軍は良いようです。
枢軸軍は若干の土地を確保しましたが、連合軍の兵力が充実していると戦線が大きく崩れることはなく、メジェズ・エル・バブを取られる程度で踏み止まりました。そして、中盤以降、砲兵ユニットが増加し始めると、枢軸軍は攻撃不能状態に陥り、代わって連合軍が砲兵の集中運用で攻勢に転じました。
最後は、2対1の戦闘比での包囲準備攻撃でピンゾロを出してドイツ装甲部隊を包囲。さらに、4対1の包囲戦で4を出して撃破し、一気に連合軍の勝勢となりました。
まぁ、2ダイスのCRTの常で、ダイス運によって荒れる側面もあるのですが、それは置くとしても連合軍の砲兵支援による物量のモーメンタムへの転換は見応えがありました。
枢軸軍の攻撃イニシアティブと、連合軍の攻撃イニシアティブが全然異質なのは、一見の価値があります。
一方で、CRTの乱暴さも相俟って、作戦研究するのには向かないタイプのゲームかなと言う気はしました。その意味では、これから何度も対戦して研究を深めようとは思いませんでした。まぁ、古いゲームなので多少深みに欠けるのは止むを得ない所でしょうか。
とは言え、カセリーヌ峠以外のチュニジア戦で興味深いゲームと言うのは、なかなか見つからないので北アフリカ戦の全容を見たい人には薦められると思います。
物量が揃うまで待ってから攻撃するのが良い末吉のゲームです‥(^o^)