IWGP王座にあっさりとオカダが復位しました。
一般論として、リマッチですぐに王者が元に戻ると言うことは、新王者がファンの支持を十分に得られないと団体が判断したと言うことです。たとえば、NWA王者で言えば、ロニー・ガービンとか。これは、新王者で押そうと思っていたのに、急遽予定変更した場合。
そうではない短命王者と言うのは、なんらかの政治的な事情による場合です。
たとえば、デビッド追悼興業でのケリー・フォン・エリック戴冠とか、AWA末期のマサ斉藤戴冠とか。今回は結局の所、戴冠適齢期を逃した滞貨となっている内藤を消化するためということだったのでしょうか。
いずれにせよ、AJも中邑も出て行ってしまい人材不足の折に、兎にも角にも内藤との抗争で半年間繋ぐことができたのは成果だったという整理でしょうか。
また、SANADAの新日本参加の受け皿としても機能したということでしょうか。本隊に入るのは変だし、ケイオスに入れてしまうと、オカダとかぶってしまいますから。
さて、オカダに戻したのは良いとして、次の挑戦者はどうするのでしょう? 後藤がケイオス入りしてしまったので、EVILか、SANADAか? そこに回してから、次が後藤でしょうか? ただ、オカダがEVILやSANADAに敗ける展開に説得力を持たせるのは難しそう。
G1に丸藤が参加することになったので、丸藤と言うワンポイントもあるかも知れませんね。