単身赴任しているとゲーム業界の事件に反応が鈍くなっていけません。
３月２２日に、あの佐藤大輔さんが亡くなっていたそうで、存じ上げませんでした。
同年代の方なので、まだまだお若いのに残念なことです。銀河帝国の興亡の大貫さん、ＣＡＤＥＴの越田さんなど、近しい年代の日本のゲームデザイナーの方々が亡くなるのは本当に衝撃です。自分もそういう年齢なのかなとも思わずにはいられません。
ゲームデザイナーとしては、何と言っても「レッドサンブラッククロス」系列のゲームが印象に残ります。ただ、実際にプレイして面白いかと言うと、そこはなんと申しましょうか。どちらかと言えば仮想戦記的な読み物としての価値だという気がします。その意味では仮想戦記作家になられたのは自然な流れだったのでしょう。
震災以降、心臓の病に悩まされていたそうですが、それにしても５２才は若すぎます。
近年、ボンバ先生の仮想戦記的なゲームが再び復権してきているので、佐藤さんにも今一度ゲームデザインをしてみせてもらいたかった気もします。
昨年、ちょうどＳＤＦシリーズをプレイしましたので、改めてなにかプレイするということは考えていませんが、ウォーゲームブームの一角に大きな存在感を持っていた方がまた一人去られたことは残念です。
