LOST:絆(ネタバレ)

意味深長なタイトルの第13話目です。
イードとシャノンが接近するのに不安を感じるブーン。
回想:女友達とテニスを終って談笑しているブーン。そこにシャノンから電話があり、「助けに来てほしい、シドニーにいる」と言う。
ロックとブーンは、イノシシ狩りと称して連日二人で姿を消している。シャノンは、一向に獲物がないことを怪しむ。実は二人は、先日見つけた金属を掘り出し続けており、それが地中に埋まった構造物で、開かないハッチが上面にあることまでは判ってきていた。ロックはどうやって開けるのか、毎日思案に暮れていた。
ケイトは、ジャックを呼んでサンが始めた畑を見せる。此処で生きていくには良いアイデアだと、ジャックは感心する。
回想:シドニーに来てみると、シャノンは男と暮らしており、なんでもないから帰って良いと言い出す。ブーンは警察に行くが、警察は犯罪が起こった訳ではないので動けないと言う。止むを得ず、ブライアンと言うその男に金で解決することを持ちかけ、言い値を支払う。
ブーンはシャノンの追及が厳しくなったので、ロックにシャノンにだけ話すと言う。背を向けた途端にロックに殴り倒され、気が付くと縛り上げられていた。ロックは頭の傷に怪しげな軟膏を擦りこむ。
ケイトは畑作業を手伝っている内に、サンが英語を理解していることに気付く。サンは、「絶対に秘密に、特に夫には秘密にして欲しい」と頼む。
地図の解明を続けるサイードに、ジャックはロックからもらった方位磁針を譲ってやる。ロックが、要らなくなったと言うものだ。
ブーンはシャノンの悲鳴を聞き、必死の思いで縄を切って駆けつける。すると、シャノンも木に縛られていた。それを解いているとモンスターの咆哮が近づいてくる。必死に逃げる二人。しかし、後れたシャノンがモンスターに掴みあげられてしまう。
回想:シャノンを迎えに行くブーン。ところが、シャノンは帰らないと言う。最初からシャノンとブライアンの共謀した芝居だったのだ。だが、その日の夜になってブーンのホテルにシャノンがやってきて、「彼に逃げられた」と言う。「兄さんはきっと来てくれると思った。わたしを愛しているから」。シャノンの誘いでベッドに重なり合う二人。次の朝、シャノンは何もなかったことにして兄妹に戻ろうと言う。
川辺でシャノンの血まみれの死体を見つけたブーン。洞穴に戻ってロックに抗議しようとするが、そこにはサイードと談笑するシャノンが居た。ロックは、「君には何が見えた? 妹が死んでどう感じた? わたしは君を解放したのだ」と言う。