シナリオ2

メインシナリオはルールブックの薦めに従ってシナリオ2です。米軍はスカイホーク20機に、ファントム、クルセイダーを4機ずつという規模の攻撃任務。高射砲が待ち構える陸橋を爆撃します。
北ヴェトナム側はミグ17が4機。後は対空砲が目標へクスにいる程度。目標が比較的頑丈なのが取り柄です。
露払い役のファントムとミグ17で激しい空戦になりました。結局、ミグが1機、ファントムも1機落ちました。
しかし、残るミグは度重なるファントムの攻撃でモラル低下して戦闘離脱。ファントム側も1編隊が任務放棄になり、空戦は終息しました。残るは対空砲をかいくぐっての急降下爆撃でしたが、5編隊で爆撃して、有効1の結果が2回、有効2の結果が1回と、思ったほどの成果は出ませんでした。
このゲームでは爆撃の戦果は、キャンペーンでは別途写真観測しないと得られません。本任務は簡略化のため、観測しなくても飛行終了後に判定されます。このため、任務途中には、もう十分破壊したから別の目標をという判断ができません。このため、第1目標である道路橋に全爆撃を実施しました。しかし、結果判定では2つ目の有効爆撃で、道路橋は完全に破壊できており、オーヴァーキルでした。勿体ないことをしました。それだったら、高射砲陣地を先に爆撃して沈黙させてしまうのが良かったと思いますが、後知恵というヤツです。
VP的には第1目標破壊で+12、ミグ撃墜で+2、ファントム撃墜で−2、捕虜発生で−2という所でした。目標を完全破壊したので快勝と言いたい所ですが、勝利条件判定では「爆撃任務は続く」です。そりゃそうでしょうけどね‥(^_^;
ファイヤーカン、SAM、ARM、チャフなどが出てこないので、まだ現代空戦を満喫とは言いにくい所です。次は、そういう要素があるシナリオへと進むのでしょう。
個人的な感想としては、「バーニングブルー」よりも戦術色が濃い印象を受けました。裏を返せば、戦略的作戦色が薄いと言う気がしないでもありません。ここらへんは好みの問題かなと言う気がします。ただ、現代空戦技術のいろいろを体感するには戦術色が強い場面を描かないとならないので、その意味ではこれで良いのかなと言う気がします。