ＷＯＷＯＷです。
たかさわさん、ＤＲＡＧＯＯＮさんなどが褒めるので、出来栄えは確かと見ていましたが、とうとう映画館には行きませんでした。わざわざ時間を使うなら、玲奈ちゃんの舞台を見に行くという意思決定をして、それで何の後悔もありません（笑）。
初めて見ましたが、なるほど良く出来ています。従来のゴジラ映画とは完全に隔離された新世界にて、放射線を帯びた巨大怪生物が登場したら日本の政府、自治体、自衛隊、有識者はどのように行動するかを真剣に追求した中身です。省庁間の縦割りの中で、責任を回避したがる大臣や官僚の姿が、あまりにもリアルで笑ってしまいました。
そんな中で、防衛大臣（余貴美子）と、制服組トップ（國村準）が、かなり奮闘しているのが印象的でした。庵野監督は、自衛隊に好意的なのだなと思いました。そうか、だからＮＥＲＶもカッコ良かったのかと思ったり。
あと東京都知事が敢闘しているのは、現都知事の人気に反発されないようにという配慮なのか、いや作り始めた時には今の都知事じゃなかったはずと思ったり。
エンディングのゴジラの尻尾の造形には、「スペースハルク第３版」を強く連想しました。ジーンスチーラーに似ている。いや、ハイブリッドでしょうか。
いずれにしても続編があっても不思議ではない雰囲気になっていて、どうするのかなと思いました。とは言え、エヴァンゲリオンの方もなんとかして欲しいですし、なかなか難しい所です。
