グエラアムエルテをソロプレイする4−2

bqsfgame2018-02-12

つづきです。
第3ターン、パトリオットは第二次クスコの戦いを仕掛けますが仕留めきれません。初期の敵の弱い所を狙って攻撃するのと違って、両軍がそれなりに準備してしまうと戦闘比がどちらも立たないので長期戦の様相になります。
ロイヤリスト側は、ヴェネズエラ方面に増援を集結する一方、メキシコ戦線で攻勢を開始します。メキシコ蜂起軍の2トップの一人、モレルを討ち取ります。大西洋に面しているエリアでは、どっこい斜陽のスペイン帝国もポッと出の蜂起部隊には引けを取りません。
第4ターン、ついに第三次クスコの戦いでパトリオットが勝利してクスコを制圧。これでラプラタからクスコ方面を連続して支配し、多正面作戦を解消しました。しかし、コロンビア側を放棄したので、コロンビア方面補充ポイントが手に入らず、豊富にあるコロンビア蜂起軍を補充できません。補充部隊を最大限に有効活用しようとするなら、ペルーよりコロンビア進軍が良かったかなと少し反省。
ロイヤリスト側は、ヴェネズエラに集結したホセ・トマス・ボーヴスの討伐隊が満を持して機動します。クスコで疲弊しているオ・イギンスの部隊を一気に粉砕します。オ・イギンス部隊を騎兵戦力で圧倒していることが大きかった。続いて、余勢を買ってシモン・ボリバルの部隊にも襲い掛かりますが、さすがに疲弊してきて衝撃力不足。痛み分けに終わります。
しかし、クスコ正面の戦力が粉砕されてしまったパトリオット陣営は、どう戦線を立て直すか悩ましい所。エリア数を数えると、シナリオ1勝利条件の12エリアには不足しているので、攻勢の必要ありますが、ボーヴス軍を相手にしては力不足です。止む無く、チリ海軍フリゲートを購入して、チリ軍を海上輸送してボリバル軍を増強します。
メキシコ戦線は、ヒダルゴが健在なのでロイヤリストの移動制限が依然として有効で、一気に戦線は進みません。ヒダルゴも兵力増強を進めますが、モレルの部隊が失われたダメージは大きく、こちらも攻勢に出られません。
そんなこんなで最初のシナリオは終わってしまいます。
まぁ、全局的にはまだまだ序盤戦という感じです。
ただ、この時点での勝敗をシナリオ条件で議論すると、かなりの接戦です。パトリオット目標12エリアに対して、11エリア半ですから。
パトリオット側は、どの方面で支配エリアを増やすかの戦略が問題。チリ北部、ラプラタ方面は問題ありません。バンダオリエンタルを攻撃するか? ペルーをどうするか? コロンビアからヴェネズエラ方面は? メキシコは?
ロイヤリスト側は、上記阻止が目標ですが、ペルーより南は相手の出方次第です。増援をどこに集結させて、どの方向へ進撃するかが問題。相手次第ではありますが、今回のようにヴェネズエラからペルーへ南下するのは一つの選択肢。メキシコのゲリラ戦は、移動制限のダイス次第なので選択しにくい感じです。ルール上は、ロイヤリストの増援は、スペイン支配の港湾に置けるので、バンダオリエンタルに増援してチリ方面へ逆攻勢に出ることもできなくはありません。そのくらいの衝撃力は戦争序盤のスペインにはあるのです。
画像は、ホセ・ボーヴスです。