ASL:アペックスにてをソロプレイする

引き続きクレタ島にいます。
ラクリオン地域のアペックスという丘の上でヘラクリオン飛行場を望む位置に待機するオーストラリア軍。ヘラクリオン市街との間にドイツ軍が進出してきたため、孤立の危険が生じ、ドイツ軍突出部を突破してヘラクリオン市街の友軍への合流を試みます。
ちょっと捻ったシナリオで、アペックスに陣取るオーストラリア軍だけを対象に、ドイツ軍初期配置エリアまで進出するとCVP×1、その先の友軍エリアまで進出するとCVP×2が得られ、合計8CVPを得ると連合軍勝利です。
この時にヘラクリオン市街側の友軍には移動制限があって、初期配置エリアから出ることができません。ですので、支援射撃はしてくれるけれども、積極的な合流アクションはしてくれません。
間に立ちはだかるドイツ軍の戦力は貧弱です。途中でドイツにだけ増援が来ます。これが主戦闘地域とは反対側の盤端から登場するので移動してくる必要があります。
ドイツはドイツで、アペックス部隊の突破を阻止しつつ、友軍の増援進入を援護し、最後まで合流を阻止することを小兵力で考えなければなりません。
連合軍のアペックス部隊は、ドイツの増援が来る前にドイツ軍配置エリアに進出したい所ですが、例によってクレタ島はオリーブ果樹園くらいしか掩体がない(地図中央部の掩体地形をオーバーレイで平地とオリーブ果樹園に置換してしまう)ので、なかなか難しい。敵の向こう側にいる友軍が、呼応して動いてくれれば良いのに、状況が共有されていないのでしょうね。実戦ではいかにもありそうな、コミュニケーション不足と、目的の非共有。
ドイツ軍は両側から射撃されるので非常に苦しいのですが、掩体のない地形を突破するオーストラリア軍だって苦しい。どっちも撃たれて辛いと言うシナリオは、独特のテイストです。結局、オーストラリア軍が5CVPしか取れずに敗北しました。
歩兵ばかりのシナリオで妙味を出そうとして、状況を複雑にしてみました‥と言う感じです。
でも、悪い印象はありません。狙いは機能しています。
次はメルクール専用マップを使うシナリオをやってみようかと思いますが、師走で忙しくなってきたので、ちょっと不透明。