劇場です。
松岡茉優が主演と言うので、ピアノをやっているから見たいという家内と一緒に見てきました。
うーん、原作の圧倒的なボリュームからすると、尺が全然たりません。「ちはやふる」みたいに劇場版三部作とかでも良いくらいです。でも、それだと公開時期が遅くなって動員が見込みにくくなるから、企画側としては原作の話題感が残っている内に小屋に掛けなくてはと思うのでしょう。それもマーケティングとしては正解なのかなと思ったりします。
松岡茉優は好きなのですが、失墜した天才少女の役というのは非常に難しいもので、そいういう風に見えるかと言うと、ちょっと彼女のキャラではないのかなと思ったり。
もし自分がキャスティングするなら、沢尻エリカを推しますね。
原作でも明石君が二次で落ちてしまった時には、「あーぁ!」と思ったものですが、映画でも同じ感想を持ちました。彼が落ちた後に、「天才たちに囲まれると‥」とコメントする部分で、落ちた理由と、現実の厳しさを感じさせられて、そこはとても良かったです。