図書館です。
創元SF短編賞受賞作から始まる連作中編集。
迷うことなく×としました。
人物造形があまりにも稚拙かつ魅力がなさすぎます。
姉が重要な役割を果たし続けますが、頭が無茶苦茶に良くて性格が無茶苦茶に悪くて自分勝手。これがもう最悪です。姉の共同研究者の青花はいくらかマシですが、妻のベアトリスもどこが良いのか一向に理解できませんでした。
作者は東大の物理学専攻なのだそうですが、こういう女性がカワイイと思っているのでしょうか。理解に苦しみます。まぁ余計なお世話なのですが。
物理学的な妄想部分については、それなりのものだと思います。しかし、知識定理の結論、すべての知能は互いに翻訳可能である‥はレムの長年のファンとしては全く賛同できません。
この作者の作品を読むことはもうないことでしょう。