西インド諸島作戦のマップの左下にマラカイボ湖があります。
ヴェネズエラの湖ですが、実は外海と繋がっているので湾と湖の中間的な存在なのだそうです。
この湖の東側が世界でも有数の油田であることは非常に重要です。
西インド諸島作戦は1942年2月ですが、この時期に同油田からイギリスに大量の航空機燃料用原油が搬出されていました。
ですから、西インド諸島作戦はイギリスのバトルオブブリテンの後方補給源として最重要な地域だったのだそうです。ですから、ここでオイルタンカーを大量に沈められれば、バトルオブブリテン、ひいてはWW2に勝利することも夢ではなかったらしいです。
そうか、そんなに重要な作戦にしては知名度が低いですね。ドラムビート作戦のおまけかと思っていました。
また、マラカイボ湖のカタトゥンボ地区は、世界で最も落雷頻度が高い異常気象地域として有名なのだそうです。
入試に出る世界の11大湖の一つでもあるそうです。
筆者は世界史受験だったので勉強した記憶がありません。