6月のNHK杯囲碁トーナメント

 第1週の山城-河野戦については既に書きました。

 第2週は、当方のリクエストを入れていただき首藤八段。やはり安心して見ることができました。毎年のレギュラー解説者で良いと思います。ただ、昨年よりは少しだけ対局者の次の一手が当りませんでした。若手の酒井四段がNHK杯男の結城九段を倒しました。

 第3週は平田智也先生です。非常に安心して見られる解説者が続きました。ただ、今年は次の一手がことごとく当らず、本人も首を傾げていました。星合さんが「先週の首藤先生も当りませんでしたから大丈夫」とフォローしていましたが、なんと申したものやら。辻四段が上野女流名人を降ろしました。

 今週は少しだけ不安な佐田先生。しかし、昨年の反省もあってか、形成判断も積極的に的確な判断を披露して見せ、解説者としての成長振りを見せました。記録係上がりの大西(賢也)五段が関西棋院の谷口五段をソツなく降ろしました。大西五段のファッションもカッコ良かったです。五段同士ですが年長の谷口さんの関西棋院対局だったのですね。

 星合さんが読み上げ時代に大西君に間違いを指摘されていたという話しをしていて、そうか星合さんでも間違えるのかと。

 7月第1週は、村川先生です。おや、大坂のスタジオで2本取りだったのですね。その後は柳時薫、三村智保と重量級の解説者が並びます。7月最後も大阪のようですが、呉柏殻さんだそうで、今村九段はなかなか実現しないようです。ぶつぶつ。